コロンボ港緊急改良事業

URGENT UPGRADING OF COLOMBO PORT PROJECT

終了案件

国名
スリランカ
事業
有償資金協力
課題
運輸交通
借款契約(L/A)調印
1999年8月~
借款契約額
20.48億円

プロジェクト紹介

スリランカ西岸に位置するコロンボ港は、立地条件や自然条件等に恵まれ、古くから国際海上輸送において大きな役割を果たしてきました。日本は1980年以降円借款を通じて同港の貨物取扱能力の拡張に貢献してきましたが、近年予想を上回る貨物取扱需要の伸びに伴って貨物取扱能力の不足が顕在化し、深刻化していました。日本は本事業により、コロンボ港の既存埠頭(北埠頭及びクイーンエリザベス埠頭)の開発及び北航路の浚渫等を支援し、貨物取扱量の増加、船舶待ち時間の削減ならびに港湾の利便性・安全性確保に貢献し、外貨獲得に寄与しました。

協力地域地図

コロンボ港緊急改良事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • コロンボ港。スリランカの貿易拡大に対応する港として約30年間、11の円借款により施設の建設支援が行われた。(写真提供:久野 真一) 

  • コロンボ港は欧州とアジアを結ぶ海上輸送航路の要衝として発展。(写真提供:久野 真一) 

  • コロンボ港に着工したコンテナ船。インド亜大陸の経済成長と共に中継コンテナ貨物が急増しており、コンテナ取扱量は大きい伸びを示している。 

  • ガントリークレーンでコンテナ船に積まれる海上コンテナ。(写真提供:久野 真一) 

  • コンテナを下ろすコロンボ港職員。ここからスリランカ国内等に輸送される。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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