血液供給システム改善事業
IMPROVEMENT OF NATIONAL BLOOD TRANSFUSION SERVICES PROJECT
終了案件

- 国名
- スリランカ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 保健医療
- 借款契約(L/A)調印
- 2001年1月~
- 借款契約額
- 15.08億円
プロジェクト紹介
スリランカでは、出生率、死亡率の低下に伴い高齢化が進展し、疾病対策の質的転換が求められていました。このため、年率10パーセントの輸血用血液の供給増を目指してきましたが、依然として供給不足が続いていました。日本は、中央血液センターの建設と、国内8州における州血液銀行および全国48ヵ所の地域血液銀行に対する機材整備など、総合的な血液供給システムの基盤整備を支援しました。これにより、全国の献血数は協力開始前の1.9倍に増加し、赤血球製剤の供給量も2倍に達するなど、同国の保健医療水準の向上に寄与しました。