イリンガ-シニャンガ基幹送電線強化事業

Iringa-Shinyanga Backbone Transmission Investment Project

国名
タンザニア
事業
有償資金協力
課題
資源・エネルギー
借款契約(L/A)調印
2010年12月~
借款契約額
60.48億円

プロジェクト紹介

タンザニアの北部地域は近年鉱山開発プロジェクトが多数進められ、経済成長が著しい地域です。電力需要が急増しており、南部の水力発電を電源としていますが、送電線を流れる電力はすでに既設の送電容量を超過しており、計画停電が行われています。この協力では、北部のシニャンガと南部のイリンガの区間(約667キロメートル)に、400キロボルト二回線基幹送電線および変電所の増設を支援します。これにより、北部向け送電能力が増強されると同時に、送電損失を低減させ効率的な電力利用を図ることで、温室効果ガスの排出抑制にも貢献します。

協力地域地図

イリンガ-シニャンガ基幹送電線強化事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ドドマの変電所。韓国輸出入銀行(Korea EximBank)の融資によって拡張・改修が行われる予定の4変電所(イリンガ、ドドマ、シンギダ、シニャンガ)のうちの1つ。 

  • ドドマ−シンギダ間のバヒ周辺の400キロボルト送電線の建設予定地。一部を除き、現行の220キロボルト送電線(写真)と並んだ位置に建設される。イリンガ−ドドマ間を世界銀行、ドドマ−シンギダ間をアフリカ開発銀行(AfDB)とJICA、シンギダ−シニャンガ間を欧州投資銀行(EIB)が支援予定。 

  • マニョニ周辺の建設予定地。 

  • チョダ周辺の建設予定地。 

  • シンギダの変電所。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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