ワットナコンイン橋及び付帯道路建設事業

タイの首都圏では市街地の拡大が著しく、特にバンコク北部からノンタブリ県南部にかけてのチャオプラヤ川西岸地域において宅地化・商業化が急速に進みました。それに伴い交通量が増加する一方で、チャオプラヤ川を横断する道路橋の整備や、南北方向の幹線道路が不十分なため、朝夕の交通渋滞が慢性化していました。この協力（第1期）では、チャオプラヤ川のワットナコンイン橋の新設と、それに接続する東西道路の建設を支援しました。これにより、バンコク首都圏交通網の整備・拡充が実現し、渋滞の緩和、交通の円滑化に貢献しました。