配電網システム信頼度向上事業

DISTRIBUTION SYSTEM RELIABILITY IMPROVEMENT PROJECT

終了案件

国名
タイ
事業
有償資金協力
課題
資源・エネルギー
借款契約(L/A)調印
1996年9月~
借款契約額
168.00億円

プロジェクト紹介

タイでは、経済成長や電化の進展に伴い、1990年代に入ってから電力需要は年10パーセント近い伸びを見せていました。発電分野では規制緩和が進められ、タイ発電公社の発電設備への投資や新規参入により発電容量が増加し、配電網の容量拡大が必要となっていました。また、工業用需要の増加により、停電事故の少ない信頼度の高い電力供給が望まれるようになりました。日本は、電線の絶縁化や送電線のループ化、架空地線などの送配電施設の改修を支援しました。この協力により、地方における電力の安定供給と電力供給の信頼性の改善に寄与しました。

協力地域地図

配電網システム信頼度向上事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本事業で建設された115キロボルト送電線:ループライン化により停電時間の減少に効果が大きいとの声が聞かれた。 

  • 配電センター:配電自動化システム(SCADA/DMS)導入により、電力供給の安定化に寄与した。 

  • 仮設変電所 

関連情報

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