産業環状道路建設事業

バンコク首都圏を流れるチャオプラヤ川では既存のラマ9世橋より下流には横断橋梁が無く、両岸を結ぶ交通はフェリーだけでした。そのため、サムットプラカーン地区の工業地域とチャオプラヤ川沿いにあるバンコク港間を直結する片側1車線の道路は、交通渋滞のため物流の運搬効率が低下していました。日本は、サムットプラカーン地区において、チャオプラヤ川横断橋の建設、旧線路敷道路の改良、バンコク外郭環状道路への延長道路建設を支援しました。この協力により、交通渋滞の解消、物流効率性の向上、道路ネットワークの構築に寄与しました。