ビン橋建設事業

ベトナム第3の都市であるハイフォン市は、北部経済・物流の中心地です。市内にはベトナム北部を貫流する紅河の支流であるカム河が流れていますが、新興開発地域であるカム河北岸と市街地のある南岸との渡河手段はフェリー通行のみでした。また、最も交通量の多いビンフェリーは、ラッシュ時には約1時間の待ち時間が発生していました。日本は、カム河のフェリー渡河地点近辺において、フェリーに代わる渡河橋梁の建設を支援しました。この協力により、ハイフォン市とベトナム北部地域の交通ネットワークの一層の拡充と物流の効率化に寄与しました。