技術部スタッフの本邦研修の実施

2014年11月8日

11月8日より2週間にわたりE-JUSTの技術部スタッフの Dr. Moatazが、技術部アドバイザーとして派遣されている松下専門家と共に京都大学、東京工業大学、早稲田大学、筑波大学、東北大学、および島津製作所など日本の研究機器メーカーを訪問し、主として今後の機材の活用のためのトレーニング、および安全教育に関し、調査、協議を行いました。

『早稲田大学技術部、東京工業大学技術部では、今後のE-JUSTのエンジニアの育成、具体的なトレーニング実施について、貴重なご意見を頂きました。また東京工業大学総合安全管理センター・環境保全室では、エジプトの環境、社会インフラを考慮した上での今後の実験廃棄物・廃液処理のシステムづくりについて詳細なご助言を頂きました。
さらに東京工業大学産学連携推進本部では、E-JUSTと東京工業大学の共同出願による特許がこの度成立したことについてご報告いただき、今後の取り扱いについて協議しました。この結果を基にE-JUSTとともに、E-JUSTと日本の支援大学との間での特許共同出願の促進に向けたシステムづくりの議論を進めています。
また京都大学・杉村研究室のご厚意により、走査型プローブ顕微鏡の先端研究への応用について、一週間に渡り実践的な講習を受けさせていただきました。この講習内容を基に、E-JUSTにインストール済みの走査型プローブ顕微鏡の活用手法について、近くE-JUSTにおいてワークショップを開催する予定です。(松下)』