【ラオス⇔大阪府】ラオスの日常がよくわかる!派遣中の協力隊からの生中継-河内長野市立西中学校

2024年2月29日、河内長野市立西中学校の生徒の皆さんに向けた、JICA国際協力出前講座を行いました。中学1年生の皆さん44人が参加し、JICA海外協力隊の金子ちひろさんからラオスについて学びました。

今回の出前講座では、世界地図から段々とラオスにフォーカスされる形でお話が始められました。また、動画や写真を交え、ラオスの文化、ラオスの文字についても教えて頂きました。金子さんは学校隊員です。教室の様子や時間割などを紹介してくれました。ラオスでは2時間もあるお昼休みにお家に帰宅してお昼を食べてのんびりお昼寝するなど、日本とは違いがあります。話は変わり、ラオスにはベトナム戦争で残された不発弾の問題があることについても触れられました。このようなラオスの紹介から、世界の多様性や、世界にある社会課題について考えるきっかけになりました。

講座の最後には金子さんが外を歩きながらラオスの様子を画面に映し、ラオスの町の景色を見せてくれました。生徒たちも景色を見ながら、日常に関する質問をたくさんしました。ラオスで一番有名な魚や、どんなペットを飼っているのか?狂犬病、衛生面についての質問、アニメの話など、現地で住んでいる日本人ならではの視点で、現地の情報をたくさん教えて頂きました。オンラインで授業している様子を見た近くの小学生たちが声をかけてくれて、小学生のかわいい姿に生徒たちも笑顔になりました。

河内長野市立西中学校の生徒の皆さんは事前学習でカンボジアとケニアについて学んでいましたが、今回の出前講座を通してより深くラオスや途上国のことを学びました。これをきっかけに、生徒たちがラオスや海外に興味を持ち、自分の周りの当たり前を見直す時間にしてもらえたらいいですね。

(以下写真は、講師・依頼主双方から、webサイトでの使用許可をとってあるものです。写真は、必要に応じて一部加工しています)

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近くの学校の様子を見せながらお話しています。

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ベトナム戦争の不発弾についてのお話です。