<JICA九州主催>2023年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業 採択・受託企業連絡会」を開催!

2024.04.24

2024年2月28日および29日の2日間、JICA九州主催の「中小企業・SDGsビジネス支援事業 採択・受託企業連絡会」を開催しました。九州内の同事業関連企業22社※、連携金融機関4行(福岡銀行、大分銀行、十八親和銀行、熊本銀行)、連携支援機関(中小機構)の計42名が参加しました。※現在実施中もしくは2020~2023年度終了案件の企業のみ対象

本連絡会の実施について

本連絡会では、中小企業・SDGsビジネス支援事業における、各段階(実施前、実施中、実施後)の企業が一堂に会し、ビジネス展開の計画づくりからJICA事業後の本格的なビジネス展開まで、幅広く議論をする機会を提供することを目的としました。また、この場を通じて開発途上国でのビジネス展開を目指す企業間のネットワーク構築を促し、JICA九州発の“SDGsビジネスプラットフォーム”形成も目標としました。

第一部:海外ビジネス展開にかかる講演

本連絡会は2日間に分け、2部構成で実施されました。初日の第一部では、海外ビジネス展開にかかる講演を実施しました。
講演内容として、JICA民間連携事業部によるグッドプラクティスの紹介(モンゴルにてJICA事業実施中のエアロネクスト社)、および制度開始以降の教訓等をまとめた“ビジネス展開にかかる12のポイント”が説明されたほか、独立行政法人中小企業基盤整備機構からも講演いただき、中小企業向けマッチングサイト“J-GoodTech”など、多様な支援メニューが紹介されました。

講師によるプレゼン報告

参加者との質疑応答

第二部: ビジネス展開グループディスカッション

2日目は参加者を進出国や事業分野等で6グループに分け、グループディスカッションを実施しました。初日の講義内容も踏まえて、ビジネス進出における課題とその対策について、真剣な議論が交わされました。

参加者間でのグループディスカッション

12のポイントチャートを作成

第三部:振り返りと総括

全体総括として、参加者は本連絡会を通じ、“ビジネス展開の準備や計画づくり”、“JICA事業実施の現状”、“JICA事業後の本格的なビジネス展開への課題”等、幅広く情報交換や議論する機会を得ることができたと振り返りがなされました。

また、本会はJICA事業を通じた“SDGsビジネスプラットフォーム”の形成にも繋がりました。今後、このプラットフォームの場を通じて、JICAや他支援機関の様々なスキームを活用いただき、開発途上国でのビジネス成功に繋がることが期待されています。

参加者による集合写真

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