マダガスカル若手農業者が日本での就労を目指し来日 ~新発田市で就業体験~

2024.05.08

独立行政法人国際協力機構(JICA)は5月18日から5月25日まで特定技能労働者としての就労を目指す8名のマダガスカルの若手農業者来日プログラムを実施し、新潟県新発田市での就業体験や都内での企業説明会を行います。以下の取材可能なプログラムをご覧の上、ぜひ取材をご検討いただけますと幸いです。

日時 内容 場所
5月22日(水)
11:30~
新潟県新発田市長表敬 新潟県新発田市役所
新潟県新発田市中央町3-3-3
5月22日(水)
14:00頃~
アグリ・システム社での就業体験 有限会社アグリ・システム
新潟県新発田市麓691
5月23日(木)
8:30頃~
アグリ・システム社での就業体験 有限会社アグリ・システム
新潟県新発田市麓691
5月23日(木)
13:00頃~
新発田市内企業との交流会 新発田市役所加治川庁舎
新潟県新発田市住田510
5月24日(金)
14:00~
企業説明会 JICA本部 竹橋オフィス
東京都千代田区大手町1-4-1 竹橋合同ビル

マダガスカル中央部の棚田

2023年10月に来日した際の就業体験の様子

JICAでは、マダガスカルの若手農業者を日本へ送り出すパイロット事業を実施しております。今後、日本において外国人労働者の需要が益々高まる中、新たな国からの送り出し、そして送り出し元国への還元、の可能性を検討することを目的としたものです。

マダガスカルは、アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶ島国で、アフリカの中でもアジアに地理的・文化的に近い国の一つです。日本語学習者もアフリカ地域ではエジプトに次いで多く、今後送り出し国となるポテンシャルが高いと考えられます。JICAは特に農業分野に注目し、米や多様な果樹・野菜など日本と共通する農産物が多く、日本から還元できる知識・経験が多いと考え、農業人材を対象として本パイロット事業を開始しました。

2023年2月より現地の農業高校等を卒業した20名の若者に対して、現地で日本語及び技能研修を実施し、内4名が日本語検定試験4級に合格しました。2023年10月には合格した4名が来日し農業技能測定試験を受験、全員が見事合格しました。彼らの中には既に本邦企業の内定を得て、今年秋ごろに来日を控えている方もおります。

今般、4名に続き日本語試験4級に合格した8名が、5月18日~25日に来日し、農業技能測定試験の受験や新潟県新発田市での就業体験を行います。また、関心を持った企業との交流の場として、都内での企業説明会も実施いたします。

マダガスカルの市場の様子

農作業をする女性たち

【本件に関する問合せ先】
JICAマダガスカル事務所 川越 結
Kawagoe.Yui@jica.go.jp
JICA国内事業部外国人材受入支援室 杭田 佳奈江
Kuita.Kanae@jica.go.jp
JICA東京センター 塚元 夢野
Tsukamoto.Yumeno@jica.go.jp TEL:03-3485-7461

※事前調整が必要な場合があるため、取材を希望される場合は視察を希望される日の3日前までに上記問い合わせ先までご一報ください。

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