SATREPSオイルパーム古木(OPT)案件のメディア掲載(日経新聞)

2024.05.16

 JICAと科学技術振興機構(JST)の連携のもと、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)が日本側代表機関として実施している地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指したオイルパーム古木への高付加価値化技術の開発」が日経新聞(5月1日夕刊および電子版、5月2日Nikkei Asia電子版)で取り上げられました。
○日経新聞電子版:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80393650R00C24A5EAC000/ 
○Nikkei Asia電子版:https://asia.nikkei.com/Spotlight/Environment/Malaysia-and-Japan-test-recycling-dead-palm-trees-into-biofuel

 本案件は、2019年にスタートした日本とマレーシアの2国間の国際共同研究プロジェクトで、2025年までの6年間にわたりパームバイオマス、特にパーム古木(OPT)の有効利用に関する研究を実施し、その技術と知見を社会に還元することを目指しています。案件概要については以下をご参照ください。
(概要)
 1.案件名:オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指したオイルパーム古木への高付加価値化技術の開発
 2.対象国:マレーシア
 3.事業形態:技術協力プロジェクト 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
 4.分野課題:自然環境保全
 5.協力期間:2019年3月~2025年3月
 6.プロジェクト紹介:マレーシアに毎年約2兆円の輸出収入をもたらすパームオイル産業は重要です。一方寿命を迎え伐採されたオイルパームは、そのまま放置されています。このオイルパーム古木(OPT)が病原虫菌の感染を引き起こし、同地での再植林を困難なものにするだけでなく、農薬散布による人的被害や土壌汚染の問題が顕在化しています。この協力では、オイルパーム農園のOPT放置がもたらす影響に係る土壌環境解析をもとにした持続的土地管理と、OPTを使用した高付加価値製品製造の技術を開発します。これにより、OPTの資源価値を高め新たな産業の創出を図ります。
出展:ODA見える化サイト)

(参考)
JICA ODA見える化サイト:https://www.jica.go.jp/oda/project/1800821/
JST SATREPS HP:https://www.jst.go.jp/global/about/about.html
JST news 2022年7月号:https://www.jst.go.jp/global/public/pdf/jstnews_2022_07_p08-11.pdf
プロジェクトHP:https://satreps-opt.com/jpn/
パナソニックPALM LOOP 紹介HP:https://panasonic.co.jp/phs/technology/palmloop/

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