TICAD8 JICA Side EventsTICAD 8

イベント詳細

開発課題や支援ニーズを重視したアフリカの気候変動対策への取り組み

日時
2022年8月23 日(火)17:00-18:30(JST)
分野
気候変動
形式
オンライン開催
共催
アフリカ開発銀行(AfDB)エジプト、アメリカ国際開発庁(USAID)(調整中)

背景

気温や海水面の上昇、降雨パターンの変化、異常気象の増加など、気候変動と見られる現象は、アフリカ大陸に対しても大きな影響を与え、特に最も脆弱な人々への影響が大きく、食糧安全保障、人口移動、水資源へのストレスの原因になっています。
2021年6月に策定したJICAのグローバルアジェンダ(気候変動)は、パリ協定の実施促進とコベネフィット型気候変動対策を促進することを柱に設定しています。コベネフィット型気候変動対策は、各開発課題(エネルギー、運輸、災害リスク軽減、農業、水などの多くのセクター)におけるニーズの充足と、気候変動対策の推進の双方を両立させて複数の利益を生み出すことを目的としています。
本サイドイベントでは、コベネフィット型気候変動対策について、エネルギー、森林保全、農業等の分野をハイライトし、アフリカ諸国の脱炭素社会への移行や気候変動に強靭な社会づくりに関して議論します。

キー・クエスチョン

  • アフリカが脱炭素社会への移行、気候変動に強靭な社会づくりを実現するために、コベネフィット型気候変動対策は有効なアプローチといえるか?
  • コベネフィット実現に向けた課題は何か?資金、技術、能力などの面でどのようなギャップがあるか?
  • アフリカの開発課題やニーズを鑑み、JICAの将来の気候変動対策支援はどうあるべきか?

目的

アフリカの気候変動対策の効果的なアプローチについて理解を深めるため、JICAのコベネフィット型気候変動対策の紹介を行うと共に、将来の効果的な支援方法を議論します。

登壇者

岩崎 英二
JICA 地球環境部部長
宮崎 明博
JICA 地球環境部気候変動対策室長
Ms. Chihenyo Kangara
地域気候変動・レジリエンス・スペシャリスト、USAID ケニア
Mr. Alfred Gichu
ケニア国環境・森林保全省 森林保全次官及び国家REDD+ コーディネーター兼フォーカルポイント
Dr. Ahmed Mohina
電力・再生可能エネルギー省 次官(戦略立案・電力性能フォローアップ・国際協力)
坂本 康弘
(株)PADECO チームリーダ「エネルギー利用効率改善能力開発プロジェクト」
Dr. Monicah N. Kinuthia
公共サービス・ジェンダー・高齢者問題・特別プログラム省 乾燥・半乾燥地域(ASAL)開発局 戦略プログラム開発 部長代理(調整中)
村上 文明
日本工営(株)及びJICA専門家(総括)/ケニア国乾燥・半乾燥地域における気候変動適応力強化を通じた食と栄養改善プロジェクト(IFNuS)
Eng. Khaled El-Askari
AfDBエジプト事務所 主任エネルギー担当官
Dr. Ali Abou Sena
エジプト環境庁(EEAA) 最高責任者 兼 環境省

気候変動対策に対するJICAの取り組み




※参加登録の締切は、8/22(月) 17:00(日本時間)となります。