アフリカにおけるインフラ開発投資の機会を探る
- 日時
- 2022年8月24 日(水)17:00-18:30(JST)
- 分野
- インフラ開発投資
- 形式
- オンライン開催
- 共催
- アフリカ開発銀行(AfDB)
背景
アフリカ諸国は過去著しい経済成長を遂げており、これは主に民間セクターの発展によって達成されてきた。その中でも、交通・輸送、水処理・再利用、通信などの都市および都市間インフラセクターの重要性が高まっている。しかしながら、これらインフラ事業には多額の投資を必要とし、資金リソースの動員は容易ではなく、また開発途上国においては不安定なマクロ経済状況、政治的混乱、当局による規制の枠組みなど、多くの外部制約の影響を受ける可能性がある等、アフリカインフラ市場への投資呼び込みには依然として多くの課題がある。このような中、インフラ事業を実施するディベロッパーや商社、開発金融機関(DFI)等のステークホルダーがこれまでの投資・開発事業において蓄積した知識やノウハウ、成功事例、直面する課題を議論することは意義があると考え、本イベントではパネルディスカッションを通じ、アフリカのインフラ事業投資を一層促進するための教訓や学びを得ることを目的にしている。
キー・クエスチョン
- アフリカのインフラ開発事業組成・実施の段階で、ディベロッパー・商社が直面する課題は何か
- 開発金融機関を含む金融機関がアフリカにおけるインフラ開発事業へ投資する際のネックや妨げとなっているものは何か
- アフリカインフラ開発事業やその投融資事業において、どのような具体的成功事例があるのか
目的
以下の2点に基づき、広くインフラ事業に関連するディベロッパーや商社、投資家、金融機関、サプライヤー事業者、コントラクター事業者の間で、今後の実践可能な教訓を得ることを目的にする。
① 事業に関わるディベロッパーやDFIs等のステイクホルダーが蓄積した経験やノウハウ、成功事例、直面する課題等から示唆を得る。
② アフリカ諸国の技術的および財政的ニーズと、日本国内外の民間企業の潜在的投資家との橋渡しを行う。
登壇者
- 中澤慶一郎
- JICA 理事
- Solomon Quaynor
- AfDB 民間セクター・インフラ・産業化担当副総裁
- Vivek Mittal
- アフリカインフラ開発協会(AfIDA) 最高経営責任者
- Mike Salawou
- AfDB インフラ・都市開発部 局長代理
- Sue Barrett
- 欧州復興開発銀行(EBRD) トルコ・中東・アフリカ地域インフラ局長
- 白井千晴
- 国際金融公社(IFC) アフリカ地域インフラ部門 シニア・インベストメント・オフィサー
- 原昌平
- JICA 民間連携事業部長
- Rami Ghandour
- METITO UTILITIES LTD 専務取締役
- Tshepidi Moremong
- Africa50 最高執行責任者
- Vuyo Hlompho Ntoi
- African Infrastructure Investment Managers (Pty) Ltd 共同執行責任者
- 櫛谷吉生
- 住友商事株式会社 スマートインフラ事業第二部長

※参加登録の締切は、8/23(火) 17:00(日本時間)となります。