信頼と平和構築 ー不安が蔓延する世界でレジリエンスを高めるための道筋を現場から考えるー
- 日時
- 2022年8月25 日(木)19:30-21:00(JST)
- 分野
- 平和・レジリエンス
- 形式
- オンライン開催
- 共催
- 国連開発計画(UNDP)
背景
国家と住民間およびコミュニティ間の相互の信頼を強化することは、特に紛争影響国・地域あるいは脆弱で暴力の影響を受けている環境にとって、レジリエンスの構築や持続可能な平和と安定を達成するために、必要不可欠であると考えられる。タテおよびヨコ双方の信頼強化は、特に暴力的過激主義や安定化、移行期正義の文脈において、必須であると捉えられている。地方レベルでの包括的な対話やコミュニティ・イベントなどを通して、繰り返しコミュニティと関係当局が交流することや、公共サービスを提供するということは、相互のポジティブな絆をつくり、そして国家の正統性や安定を補強することに役立つ。世界は増大する不安感や分断、不安定さに直面しており、地域および国際的なアクター双方が、信頼を醸成するために、タテおよびヨコどちらにおいても丁寧で建設的な対話を行うことの価値に再注目する必要がある。これはアフリカの文脈においてレジリエンスを構築するために、これまで以上に必要とされている。
キー・クエスチョン
- 自国の信頼醸成努力を特徴づける点は何か。
- 課題は何で、そのような課題をどのように克服するつもりか。
- 信頼をどのように評価するか。
目的
持続可能な平和と安定を目指しながら、レジリエンスを高める過程において、国家と住民間そしてコミュニティ間で行う信頼醸成についての実践的な知識と経験を共有する。
登壇者
- Ms. Ouided Bouchamaoui
- 2015平和賞受賞者、チュニジア Mr. Mohammed G. Alkali
- ナイジェリア政府 北東部開発委員会 (NEDC)長官
- Mr. Yapi Urbain
- コートジボワール地方開発局 局長
- Mr. Alusine Ayoube Joaque
- シエラレオネ地方自治・地域開発省 次官
- Dr. Vasu Gounden
- ACCORD創設者・代表
- Ms. Leonie Abela
- ガバナンス・平和構築専門家
- Ms. Ahunna Eziakonwa
- 国連開発計画(UNDP)、総裁補兼アフリカ局長
- 加藤隆一
- JICA上級審議役
- 室谷 龍太郎
- JICAガバナンス・平和構築部平和構築室 室長

※参加登録の締切は、8/24(水) 17:00(日本時間)となります。