アフリカにおけるワクチンのライフサイクルマネジメントの促進:ワクチンへの公平なアクセスの実現に向けて
- 日時
- 2022年8月26 日(金)17:00-18:30(JST)
- 分野
- ワクチン
- 形式
- オンライン開催
- 共催
背景
COVID-19によるパンデミックへの対応として、史上最速でワクチン開発・展開がなされている。しかし、アフリカではワクチン製造のキャパシティは限定的であり、COVID-19のワクチンは99%を輸入に依存している。ワクチンへの公平なアクセスの実現に向けては、研究開発から認証制度の整備、製造、人々への提供に至るまでを含む体制の構築が必要とされ、このためのパートナー間の協調が求められる。本イベントでは、アフリカにおけるワクチンの研究開発、認証制度、製造の課題や展望に焦点を当てるとともに、アフリカと日本のネットワークを拡大し、ワクチンのライフサイクルマネジメント強化に向けた連携、ひいてはアフリカ全体の強靭なヘルスセキュリティへの寄与を模索する。
キー・クエスチョン
- アフリカ・日本のワクチン研究開発、認証制度、製造においてどのような課題や成功事例が見出されたか。
- いかにして研究開発、認証制度、製造の能力をアフリカ・日本のパートナー間の連携によって強化できるか。
- アフリカにおける持続可能なワクチンライフサイクルマネジメントの仕組み構築に向けて今後どのような道筋が考えられるか。
目的
アフリカ及び日本におけるワクチンの研究開発、認証制度、製造を含むワクチンライフサイクルマネジメントにかかる教訓や提言を議論し、アフリカ・日本のパートナー間のネットワークの拡大を図り、ワクチンへの公平なアクセスの実現に向けた持続可能なワクチンライフサイクルマネジメントの仕組みを構築するための示唆を得る。
登壇者
- Dr. Ahmed Ogwell OUMA
- アフリカ疾病予防センター(Africa CDC)、所長代理
- Prof. Dorothy YEBOAH-MANU
- ガーナ野口記念医学研究所、所長
- Prof. Elijah SONGOK
- ケニア中央医学研究所、研究能力開発部長
- Mr. Eric KARIKARI-BOATENG
- ガーナ食品医薬局、臨床サービス研究センター ディレクター
- 金杉詩子氏
- 国境なき医師団日本、アドボカシー・マネージャー
- Dr. Isaac CHIKWANHA
- 公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、投資戦略 兼 アクセス&デリバリー シニアディレクター
- 古賀大輔氏
- 医薬品医療機器総合機構(PMDA)、国際部企画管理課長
- セネガル ダカール・パスツール研究所(調整中)
- 瀧澤郁雄
- 独立行政法人国際協力機構(JICA)、人間開発部 審議役兼新型コロナウイルス感染症対策協力推進室長
- 他

※参加登録の締切は、8/25(木) 17:00(日本時間)となります。