自然を基盤とした解決策(NbS)による強靭なアフリカの繁栄
- 日時
- 2022年8月26 日(金)19:30-21:00(JST)
- 分野
- 自然資源管理
- 形式
- オンライン開催
- 共催
- 林野庁、国際連合食糧農業機関(FAO)、 国際自然保護連合(IUCN)、国際熱帯木材機関(ITTO)
背景
アフリカには全世界の16%を占める9.4億ヘクタールの森林が存在するが、過去30年間人口増加圧や土地利用変化等の脅威により、減少し続けている。
JICAはこれまでアフリカの自然資源管理分野において、長年協力を実施しており、アフリカ諸国および開発パートナーとの協働を通じ膨大な知見や教訓を蓄積してきた。これらはアフリカの自然資源管理における課題に取り組むうえでも有用であり、近年注目されている自然を基盤とした解決策(NbS)のための、効果的なアプローチとしての情報提供ができると考えられる。これら認識に基づき、JICAは、NbSのための効果的アプローチの特定及び普及のため調査を行うため、新しいナレッジプログラムを立ち上げた。
キー・クエスチョン
- 持続可能な開発の実現に向けて、アフリカ諸国は天然資源管理においてどのような課題に直面しているのか?
- 自然資源の消失、劣化および気候変動における課題に効果的に対処すべく、現場での事例及び教訓が提供できることは何か。
- 2030年のSDGs達成に向けて、アフリカの持続可能な天然資源管理の取り組みを加速させるために、知識を効果的に活用するための課題、今後必要なことは何か?
目的
- 日本、アフリカおよび国際的パートナーとの協力を通じて蓄積された、持続的自然資源管理の共創知および現場事例を紹介する。
- 2030年までのSDG目標達成のため、アフリカにおける持続的自然資源管理の取り組みを加速すべく、ナレッジの役割に重点を置いた今後の方策を議論する。
登壇者
- 小野寺誠一
- JICA 理事
- 谷本哲朗
- 林野庁 海外林業協力室長 室長
- Ms. Tiina Vahanen
- 次長, 林業部, FAO
- Mr. Luther Bois Anukur
- リージョナルダイレクター, 東部南部アフリカ地域事務所, IUCN
- Mr. Charles Karangwa
- 土地システムリージョナルヘッド / 東部南部アフリカ地域事務所, IUCN
- Mr. Polycarpe MASUPA KAMBALE
- プロジェクトマネージャー, 森林管理局. ITTO
- Dr. Chris Kiptoo
- 次官 ケニア環境森林省
- Mr. Benjamin TOIRAMBE BAMONINGA
- 次官 コンゴ民主共和国環境・持続的開発省

※参加登録の締切は、8/25(木) 17:00(日本時間)となります。