『森から世界を変える
ソーシャルビジネスアワード』
ビジネスアイデア紹介

Ecoル deトリュフの森 〜 école de truffe ~

... 企画書より

【提案者】
町田萌さん


【想定した対象地域】
開発途上国 (東南アジア、アフリカ、南米など)

【解決を目指す課題と目標】
森林を生かした産業による雇用創出、森林伐採の削減、教育の推進


【プレゼンテーションの概要】

森林を伐採しなくても栽培可能なきのこであるトリュフの栽培を推進し、森林を活かした産業で農村に雇用を生み出すことで森林減少の抑制が出来るビジネスモデルを提案します。

このビジネスモデルでは、日本(森林総合研究所)からの技術支援により、大きな利益が期待できるトリュフを途上国の森林で栽培し、大きな需要がある先進各国に輸出します。

こうした輸出を手がける商社の協力により、トリュフの売り上げを活用して、産地の子どもたちの輸出先国への短期留学とホームステイを推進します。

これらの活動により森林保全推進地域での雇用を生み出すと同時に、将来を担う子供たちの異文化体験の機会を提供しグローバルな視点を持つ機会を提供します。また受け入れる側の先進国の人々や企業にも森林保全への意識向上もはかります。

トリュフの栽培を安定させるには年数がかかることも予想されるので、それまでは他の栽培しやすいキノコによる収益の確保も試みることも検討します。


講評

REDD+プラットフォーム事務局講評

トリュフの栽培によるビジネスと森林保全の組み合わせだけではなく、その利益を活用した産地の子供たちの教育や、先進国への森林保全への意識向上まで組み込まれている点が素晴らしいです。具体的な栽培地域や輸出先が検討されると、より明確なビジネスモデルや、子どもたちへ提供できる教育の内容等につながり、更に魅力的な提案となります。