有森裕子さんからのメッセージ

 1996年アトランタオリンピックの後、1998年にNPO法人ハート・オブ・ゴールドを設立しました。「スポーツを通じて希望と勇気をわかちあう」ことを目指し、カンボジアをはじめとした多くの途上国で、現在も様々な活動をしています。

有森 裕子さん

 ハート・オブ・ゴールドや国連人口基金親善大使の活動を通じて、これまで多くの国々を訪問しましたが、訪れる国々で青年海外協力隊の方々と出会いました。現地の人々と共に暮らし、汗を流し、現地のコミュニティーに入り込んでいる様子を見ると若さあふれるエネルギーをいい意味で常に発揮されて いるように感じ、特にわたしたちのような小さなNPOにとっては、とても心強い存在です。これからも、青年海外協力隊の方々とはいろいろなカタチで一緒に協力した活動が出来ていければと思っています。

 今年は未曽有の震災に直面しました。青年海外協力隊のOB/OGの方々も、途上国で活動してきた様々な経験を活かし、被災地でのボランティア活動を頑張っていると聞きました。途上国で活動をした経験というものは、単に途上国の為になるだけでなく、自己の成長にもつながります。そして、そうした経験を持つ皆さんが帰国して日本社会の中で活躍されることで、社会への還元にもなります。世界を元気にしたチカラは、日本も元気にできるはず。これからも青年海外協力隊の皆さんを応援していきたいと思っています。

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