真戸原直人さん(アンダーグラフ)からのメッセージ

「こんなにもキラキラと輝いた日本の若者になるのか。」

 2013年の1月に、アフリカ、マラウイに「なんとかしなきゃプロジェクト」のメンバーとして、初めてアフリカ、マラウイを訪れたのですが、そこで出会った、青年海外協力隊の方々全ての人に言えることは、「こんなにも瞳はキラキラと輝くんだな。」という事でした。

アンダーグラフ・真戸原 直人さん(中央)

 そして僕が一番知りたかった事は、その一人一人が「何故、青年海外協力隊になろうと思ったのか?」という事。

 僕自身、20歳ぐらいの頃には、ボランティアや、まして青年海外協力隊になろうなんて、思ったこともなかったので、どうしても知りたかったのです。

 食事会の時に、一人一人聞いて回ったのですが、理由は「昔から興味があった」とか、「電車で広告を見てふと行ってみたいな、と思った」など、それぞれでしたが、一番驚いたのが、体の小さな女性も沢山いた事。

青年海外協力隊が活動するグアテマラの小学校にて

 若い感性を持ちつつ過ごす、発展途上国での2年間は、おそらく彼らのこれからの人生にきっと役立つ事ばかりなんだろうな、とそのキラキラしている瞳が物語っていた。

 モノが溢れ、殆ど何不自由なく過ごせるこの国で生まれ育った僕らは、この生活は世界共通ではないし、普通なことじゃない、と言う事を、短い旅でも感じることが出来る。

 加えて、2年間という時をその場所で過ごせば、帰国後、日本での生活の仕方、考え方が大きく変わるのだろう。そしてまた、自分にはきっと何かを変えることが出来るという自信も持ち帰ることが出来るんだろう。

 最後に、マラウイで出会った青年海外協力隊と出会って僕が持ち帰ったもの、それは「日本という国に生まれ、日本人でよかった。胸を張ろう。」という考え。 とても有意義な経験でした。

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