株式会社メディコム徳島出身の魅力あふれる
JICAボランティアたちを紹介しています

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メディコムは、1997年の設立以来、「反メジャー、純ローカル」を合言葉に、定期刊行物や各種単行本などの発行をしている出版社です。現在は、年間で70本ほどある発行物に加え、1~2年のスパンで新雑誌を創刊し続けています。

 当社は地元密着型の出版社ではありますが、これまでにも各種NPO団体を通じて、開発途上国における子どもたちの生活支援を行ったり、雑誌の売り上げの一部を寄付するなど、さまざまな形で世界とつながり、誌面にも関連記事を掲載してきました。戦争、災害、貧困などが原因で、継続的支援を必要としている人は世界中に数多くいます。当社の媒体を通じて開発途上国の現状を知った読者の皆様が、途上国支援に関心を持ってくれることを願い、こうした活動を続けています。

 そんな経緯があるなか、2011年に「徳島人」という月刊誌が創刊されました。本誌では、毎日を懸命に生きる徳島県人に焦点を絞り、人の数だけある人生のストーリーを紹介しています。そして、この「徳島人」のなかでも何か国際協力ができないかと考えた結果、徳島県から世界各国へ飛び立ったJICAボランティアの紹介ページを作ることにしました。創刊以来、JICA四国さんにご協力いただき、派遣中の青年海外協力隊をはじめとするJICAボランティアの方から現地の写真と文章をお送りいただいています。お送りいただく文章は、現地の人と共に仕事をし、生活をしている人ならではの視点で書かれているだけあって、とても新鮮で、私も毎月楽しみにしています。派遣先での活動内容はもちろんですが、それに加えて、その国の歴史や文化、あるいはその人の人柄や雰囲気が伝わってくるような内容になっているため、連載企画でありながら、毎月ガラリと変わるという意味でも興味深いページです。

 これまでに計10名の方にご登場いただいていますが(2012年4月現在)、青年海外協力隊の方もいれば、シニア海外ボランティアの方もいらっしゃいます。いずれも徳島県出身の皆さんですので、読者の方々もより親近感を持って読むことができます。年齢も性別も職種も異なるJICAボランティアの方が毎回登場することから、幅広い読者層にアピールできるページにもなっているようです。私どもの編集部内でも、「私も負けないように頑張ろう!と思えた」との声や、「第2の人生を人のために生きるシニア海外ボランティアの姿に感動した!」といった声が聞こえてきます。過去には、読者の方から協力隊参加の問い合わせが、こちらの編集部に来たこともあります(笑)。同郷かつ同世代の人が、ひたむきに頑張る姿というのは、やはり大きな励みにもなるし、良い刺激になるのではないでしょうか。

 「徳島人」は徳島県の人や物、出来事に特化した雑誌ですが、JICAボランティアを紹介するページがあるおかげで、世界とつながることができるうえ、国際協力に関心を持つ入り口の1つとしても機能しているように思います。これからも引き続き、徳島県出身の魅力あふれるJICAボランティアを紹介していきます。そして、近い将来、帰国された方を取材し、「JICAボランティアとしての2年間を振り返る」というような特集も組んでいきたいと思っています。

編集長
池田 麻由美さん

徳島県出身の魅力あふれるJICAボランティアを紹介していきたいと語る池田さん。

2011年創刊の月刊誌「徳島人」。連載企画「現場に吹く風」では徳島県出身のJICAボランティアを毎月紹介。

PROFILE

株式会社メディコム
設立:1997年
所在地:〒770-8529 徳島県徳島市中徳島町2-5-2 新聞放送会館6F
事業内容:雑誌出版業
従業員数:43名(2012年現在)

HP:http://medicomm.jp/
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