株式会社日本標準書道用具や算数セットを寄贈

  • CSR活動
  • 開発途上国への物品提供

教材や教育図書の出版などを行う株式会社日本標準では、社会貢献も大事な活動として位置づけています。2009年に「世界の笑顔のために」プログラム()について知り、同社が企画・製作した教具を寄贈しました。寄贈したのは、商品の仕様変更に伴って販売できなくなった書道用具や算数セット、彫刻刀など。10年3月にブラジルやケニア、スリランカなどのJICAボランティアを通して現地に送られました。
 書道用具が送られたブラジルでは、日本語学校などで生徒たちが喜んで使っています。ある日本語学校では、それまで古い筆を使い回していました。寄贈された用具を使った生徒は「はねやはらいが上手に書ける」と喜び、練習に励んでいます。
 日本標準では、今回の協力について全社員に紹介しています。これをきっかけに、社員の社会貢献に対する意識が高まりつつあるそうです。

※ 開発途上国で必要とされている教育、福祉、スポーツ、文化などの関連物品について、ご提供くださる方々を日本国内で募集し、JICAが派遣中のボランティアを通じ、世界各地へ届ける「世界の笑顔のために」プログラム。国際協力への参加を身近に感じてもらうことおよび途上国への貢献を目的に、平成15年度から開始しました。

日本標準から寄贈された書道用具を使って、書道の練習を行うブラジルの日本語学校の生徒たち

PROFILE

株式会社日本標準
設立:1950年7月
所在地:東京都杉並区南荻窪3-31-18
事業内容:教育図書・児童図書・一般図書、学校用教材・教具などの出版発行
従業員数:200名(パートナー社員含む、2011年4月末現在)
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