住民による森林管理計画

Project on Participatory Forest Management

終了案件

国名
ニカラグア
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2006年1月~2011年1月

プロジェクト紹介

ニカラグアは、1940年頃には国土面積の54パーセントの森林を有していましたが、薪炭材の生産のための森林伐採、伝統的な焼畑耕作による無秩序な開拓などにより、2005年にはその半分程度まで減少しました。また、1998年10月に襲来したハリケーンミッチにより、土石流などにより多くの人命被害が発生するとともに、河川の氾濫など農地、道路などに甚大な被害を受け、河川流域の森林管理や植林事業を通じた水土保全機能の回復を踏まえた防災対策が喫緊の課題となっていました。この協力では、対象3市の対象村落において、参加住民による持続的な森林管理活動の促進を支援しました。これにより、同地域の水土保全機能の向上に寄与しました。

協力地域地図

住民による森林管理計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 住民集会(El Charco 村) El Charco村の住民集会には、この日、徒歩1時間半の距離のTalolinga村からも3名の住民が参加した 

  • 住民による活動説明(Las Lajas村)村落に作られたグループ管理の育苗施設 

  • ワークショップの様子(Cerro Colorado村)防災森林管理計画や村落活動計画を壁に張り出して参加住民とともに検討。 

  • 土壌流出を防ぐための石積工:El Sauce 市 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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