中米広域防災能力向上プロジェクト“BOSAI”

Project on Capacity Development for Disaster Risk Management in Central America "BOSAI"

終了案件

国名
中南米地域
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2007年5月~2012年5月

プロジェクト紹介

中米地域(エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグア、コスタリカ、パナマ)では、地震のみならず、風水害、土砂災害、火山災害など共通した自然災害のリスクを抱え、これら自然災害による人的、経済的損害が同地域の開発にとって大きな阻害要因となっています。中米6ヵ国が、災害に強い社会を築くことを目的として1993年に中米防災センターを設立しました。この協力(フェーズ1)では、自然災害に対する適応力強化に向けた体制整備を支援しました。これにより、減災と災害対応のための自治体・コミュニティの能力強化に寄与しました。

協力地域地図

中米広域防災能力向上プロジェクト“BOSAI”の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • コミュニティ現地踏査(ニカラグア)(協力実施前撮影、以下2〜3まで同様) 

  • フエゴ火山現地踏査(グアテマラ) 

  • 地すべり地域現地踏査(エルサルバドル) 

  • コミュニティ聴き取り調査(ホンジュラス) 

  • 予警報のための簡易な観測手段:簡易雨量計、簡易水位計、簡易な手段による崖崩れリスクのモニタリング。(パナマ) 

  • カエルキャラバン:地震や火災に被災した「カエル」を救出するという想定で、各種のゲームを通じて消火・救出・救急措置・備蓄など防災のための活動を子どもらに経験させ、遊びながら防災について学ぶ方法。(阪神淡路大震災の経験に基づき日本で考案された)写真は、消火ゲームに使われるカエル。炎に水があたるとカエルが起き上がる。(エルサルバドル) 

  • 津波に対する避難路の表示(ニカラグア) 

  • 専門家の指導により設置し、住民により延伸工事が行われている古タイヤ堤防(コスタリカ) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ