ワミ・ルブ流域水資源管理・開発計画策定支援プロジェクト

Study on Water Resources Management and Development in Wami/Ruvu Basin

終了案件

国名
タンザニア
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2010年11月~2013年12月

プロジェクト紹介

タンザニアの首都ドドマ、第一の都市ダルエスサラーム、モロゴロといった大都市を含むワミ川・ルブ川流域は、水利用が最も多く、また経済成長に伴い、水需要の増加が見込まれており、適切な水資源管理を行うには、地下水資源を中心とした水資源ポテンシャルと涵養機構を解明するとともに、水利権の現状把握や管理方法の整理が必要でした。この協力では、ワミ・ルブ流域を対象とした水資源管理・開発計画の策定と給水分野における優先プロジェクトのフィージビリティ調査の実施を通じ、ワミ・ルブ流域管理事務所職員の計画策定と実施能力の向上を図りました。

協力地域地図

ワミ・ルブ流域水資源管理・開発計画策定支援プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ワミ(Wami)川中流の風景。手前は、コースト州への水道橋。 

  • ルブ(Ruvu)川中流にあるダル・エス・サラーム都市水道用の取水施設 

  • ルブ川上流の淡水魚養殖地での水利用調査 

  • 流域内の既存井戸調査。写真は地下水位の測定している様子。 

  • 物理探査(2次元比抵抗探査)による地下水の探査。 

  • 気象観測システムの設定・管理方法の指導 

  • 河川水位計の調整に関する指導 

  • 物理探査で地下水ポテンシャルが認められた地域での試験井戸掘削と揚水試験 

  • 小学校の中に設置された計測機器で、地下水の水位・水質を計測する「ワミ・ルブ流域管理事務所」職員と日本人の水資源専門家チーム。経済成長に伴って水需要が増加し、正確な水需要と供給量の把握が必要だ。(写真提供:久野 真一) 

  • 小学校の中に設置された計測機器で、地下水の水位・水質を計測する「ワミ・ルブ流域管理事務所」職員と日本人の水資源専門家チーム。経済成長に伴って水需要が増加し、正確な水需要と供給量の把握が必要だ。(写真提供:久野 真一) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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