東デメララ貯水池修復計画

The Project for the Rehabilitation of the East Demerara Water Conservancy

国名
ガイアナ
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
水資源・防災
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2011年3月~
供与額
2.89億円

プロジェクト紹介

ガイアナの首都ジョージタウン近郊には約350平方キロメートルの低湿地帯が広がっています。首都圏の治水と貯水の機能を兼ねた東デメララ貯水池は、2005年1月の記録的大雨により甚大な被害を受け、周辺住民の4割が被災しました。こうした中、老朽化した堤防の修復が喫緊の課題となっています。日本は、超ロングアーム掘削機や、台船などの堤防修復用機材の整備を支援します。この協力により、首都周辺低湿地において今後の洪水被害を軽減するとともに、安定的な水資源の確保に貢献します。

協力地域地図

東デメララ貯水池修復計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 修復材採取及び堤体修復の現況:台船上の超ロングアーム掘削機が貯水池内水路から修復材(粘性土)を採取している(写真左)。台船上の超ロングアーム掘削機が貯水池水路底からの採取土を堤体へ盛土している(写真右)。 

  • 用土収納槽付き台船:貯水池内水路から掘削した底土を収納し、施工対象の堤体まで運んでいる。 

  • 掘削機のすべり防止対策:台船との間にタイヤを敷いて、掘削作業中に掘削機が滑り落ちないようにしている。 

  • 台船の補修状況:各ユニットのジョイント部の破損に対して、鋼鈑を用いて溶接接合している。 

  • 廃船となった台船:損傷・腐食を見込んだ設計がなされていないため、早期に廃船となっている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

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