プルイット排水機場緊急改修計画
The Project for Urgent Reconstruction of East Pump Station of Pluit in Jakarta
終了案件

- 国名
- インドネシア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 水資源・防災
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2011年9月~
- 供与額
- 19.85億円
プロジェクト紹介
インドネシアの首都ジャカルタは、低平な扇状地に位置しており、その地形的条件から洪水被害が繰り返されてきました。人口の集中と無秩序な住宅密集地の形成、地下水の過度な汲み上げによる地盤沈下や、治水・排水対策の遅れ、排水設備の不備による洪水の発生のほか、気候変動に伴う洪水も頻発しており、経済被害が甚大でした。ジャカルタ首都中心部の下水排水調整を行うプルイット排水機場は3か所あり、そのうち東排水機場は、老朽化が進み、排水路の側壁に亀裂が発生したことで排水機場全体の機能損失が懸念されていました。この協力では、機能不全に陥っていた東排水機場の緊急改修および防潮堤の整備を行うことにより、排水機能の回復を図り、同排水区域とジャカルタ首都圏の洪水被害の軽減に寄与しました。