ニアッサ州持続的地方給水・衛生改善プロジェクト

The Project on Promoting Sustainability in Rural Water Supply, Hygiene and Sanitation in Niassa Province in the Republic of Mozambique

国名
モザンビーク
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2013年1月~2017年2月

プロジェクト紹介

モザンビークでは、内戦時に破壊された社会インフラの整備が進んでおらず、とりわけ村落部における安全な水や衛生施設へのアクセスは南部アフリカの中でも低い水準にあります。この協力では、新規給水施設の建設が進んでおらず、給水率が全国で唯一低下傾向にあるニアッサ州の4郡において、給水施設の建設と給水・衛生改善のための実施計画、実施管理能力の強化などを支援します。これにより、対象郡における給水・衛生状況の改善を図り、他の郡への普及と導入を目指します。

協力地域地図

ニアッサ州持続的地方給水・衛生改善プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ニアッサ州都リシンガ市に位置するプロジェクト事務所。ニアッサ州公共事業住宅局/水衛生部の建物内にあり、ここを拠点に活動を実施している。 

  • プロジェクト活動の一環として、現地コンサルタントやNGO、相手国機関に住民啓発プログラム(以下、PEC)の研修を実施。主な研修内容は、給水施設の運営維持管理、衛生、ハンドポンプの修理など。 

  • PEC研修において、ハンドポンプの構造や修理について講義を受ける研修生。 

  • ハンドポンプ付深井戸給水施設の構造や、点検について実地研修を受ける研修生。 

  • 2週間にわたり実施されたPEC研修が終了し、終了証書を受領する研修生。 

  • ニアッサ州において水・衛生セクターで活動を行っているドナー、NGO、州・郡政府機関などで構成される、ニアッサ州水衛生グループの月例会合において、プロジェクトを紹介する総括。 

  • 州水衛生部、およびプロジェクト対象4郡の職員によるPCMワークショップ。 

  • 他州での他ドナーにより建設された施設の維持管理状況を確認する専門家。本プロジェクトでも類似のハンドポンプ付深井戸給水施設約30基の建設が予定されている。 

  • ニアッサ州におけるハンドポンプ施設の水汲み風景。 

  • ニアッサ州における小学校とトイレの一例。本プロジェクトでも対象4郡の学校に衛生施設(トイレと手洗い施設)の建設が予定されている。また、村落ではコミュニティ主導による包括的衛生(CLTS)活動も行い、野外排泄撲滅を目指す。 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。