地方産品と地方ブランドの開発プロジェクト

Project for development of local production and promotion of local brands

終了案件

国名
アルメニア
事業
技術協力
課題
民間セクター開発
協力期間
2013年3月~2016年2月

プロジェクト紹介

アルメニアでは、2009年時点でGDPの42.5パーセントを中小企業が担っており、同国政府は中小企業振興を貧困削減や雇用創出につながる重要なツールと位置づけ、様々な施策を実施しています。しかし、首都圏以外では産業が育たず、多くの国民が他国へ出稼ぎに出ざるを得ない状況となっています。この協力では、一村一品運動などのエッセンスを取り込みつつ、地方での中小企業振興の成功事例を全国展開することを目指し、中小企業開発センター(SMEDNC)に対し、アルメニア独自の一村一品コンセプト「市場志向型アルメニア地方産品、サービスの開発・ブランド化」を推進するための人材育成などを支援しました。これにより、同コンセプトを実現する手法が開発され、対象コミュニティの経済発展に貢献しました。

協力地域地図

地方産品と地方ブランドの開発プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 一村一品コンセプトのアルメニア導入を発表する中小企業開発センター(SMEDNC)総裁(2013年5月) 

  • 本邦研修において大分大山町農協で一村一品の講義を受けるアルメニアの研修員(2013年7月) 

  • 岡山県総社市で、地域おこし体験として、樹皮染を経験するアルメニアの研修員(2013年7月) 

  • アルメニア現地での中小企業開発センター職員向けの一村一品専門家育成研修の様子(2013年9月) 

  • 一村一品産地候補選定のためのアレニ村ワイン祭の視察風景。世界最古のワイン産地と言われる。(2013年10月) 

  • イジェバン芸術祭に先立つ地元事業主らとの勉強会の様子(2013年10月) 

  • プロジェクト支援によるイジェバン芸術祭における地元民の合唱(2013年10月) 

  • イジェバン芸術祭において試行的に産品販売する地域事業主。消費者の声を聴きながら商品の開発・改良に取り組む。(2013年10月) 

  • 消費者の声を反映させて新たに生産した花形のドライフルーツ。市場志向型の商品開発に取組む。(2014年2月) 

  • チカロブカ村などのチーズ生産者向けの研修会の様子。一村一品コンセプトの下、安全・安心な食品づくりを目指す。(2014年2月) 

関連情報