カンボジア工科大学施設機材整備計画

カンボジアでは、産業多様化や雇用増大、持続的な経済成長のため積極的に海外からの投資受入に取り組んでいます。しかし、同国へ進出している日系企業にとって、高等教育を受けた工学系人材の不足や、工学系人材の実践的スキルの不足が課題となっています。一方、同国随一の工学系高等教育機関であるカンボジア工科大学では、実験・実習機材の老朽化が目立ち、実験室も不足していました。この協力では、同大学に対して実験・実習用設備および機材の整備を支援しました。これにより同大学の教育能力が強化され、優秀な工学系人材の育成に寄与しました。