第4回合同調整委員会(JCC)を開催しました

9月7日、ボゴタ市内の会議場にて、日本側研究代表の名古屋大学・熊谷教授を初めとする研究メンバー9名、JICA・大使館関係者6名、コロンビア側は、コロンビア危機管理庁(UNGDR)、ボゴタ危機管理局(IDIGER)などの行政機関、コロンビア地質調査所(SGC)、コロンビア海洋研究機構(DIMAR)、国立コロンビア大学、ロス・アンデス大学などの研究機関から計81名が参加し、第4回合同調整委員会(JCC)を開催しました。

当プロジェクトでは、研究テーマ毎のグループに分かれて活動しており、JCCの開催に先立ち実施した各グループの技術協議にて、プロジェクト3年次の成果を確認するとともに、4年次の活動計画について話し合いを行いました。JCCでは、技術協議の結果を踏まえて、各グループの代表が研究成果を発表しました。最後に、関係機関の代表者が次年度の活動計画等を含む協議議事録(ミニッツ)へ署名を行ないました。
SGCのオスカル・パレデス局長による閉会挨拶では、防災分野における国際協力の重要性が強調され、プロジェクトにおける日本側研究メンバーの貢献に対して感謝の気持ちが述べられました。
プロジェクトは4年目を迎え、研究成果を取りまとめ社会実装につなげることが、今後の課題となります。JCCと技術協議での話し合いにもとづいて、学術雑誌への論文公表や学会発表とあわせて、一般市民ヘの情報発信を進めていく予定です。

画像

SGC・ビビアナ・ディオニシオ研究員による地震解析の研究発表の様子

画像

GPSグループリーダーの名古屋大学・鷺谷教授

画像

津波グループの活動報告を行なうUNGRD・エクトル・ペレス氏

画像

関係機関代表によるミニッツ署名の様子

画像

SGC・オスカル・パレデス局長による閉会挨拶

画像

日本側研究代表、名古屋大学・熊谷教授挨拶