国家カイゼンプロジェクト

National KAIZEN Project

実施中案件

国名
ガーナ
事業
技術協力
課題
民間セクター開発
協力期間
2015年9月~2018年12月

プロジェクト紹介

ガーナは、2010年に中所得国入りを果たしましたが、製造業は伸び悩んでいます。零細中小企業の発展は、製造業全体の発展にとって極めて重要ですが、企業間のリンケージの弱さや不十分な生産技術に起因する低品質・低生産性などが課題となっています。日本の技術協力で、カイゼン指導による着実な効果が認められ、零細中小企業の育成に有効な手法であることが確認されました。この協力では、対象州を拡大し、貿易産業省国家小規模産業局の、カイゼンを含むビジネス開発サービスの提供・斡旋能力の強化などを支援します。これにより、企業診断およびカイゼン指導にかかる手法の全国展開と、零細中小企業の品質・生産性向上に寄与します。

協力地域地図

国家カイゼンプロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • カイゼン前と後の比較。工具は整頓ボードにすることで2分から5秒へ、部材置ラックもサイズ別に整頓されたことで4分から5秒へ、部材置き場も整理されたことで作業時間が大幅に短縮された。(2016年2月) 

  • カイゼン前と後の比較。工具は整頓ボードにすることで2分から5秒へ、部材置ラックもサイズ別に整頓されたことで4分から5秒へ、部材置き場も整理されたことで作業時間が大幅に短縮された。(2016年2月) 

  • Ashanti州のBAC(business advisory centre)headsを対象とした研修にて、カイゼンについて講義をしている玉田専門家(2016年1月) 

  • OJTの様子。BAC Heads により作成された管理ボード。Delivery(入庫)、Production(生産)、Shipping(出荷)が一目でわかるように。(2016年2月) 

  • Salom社(pharmacy)でのOJTの様子。パッケージ作業の手待ち時間をいかにして減らすか、吉田専門家と議論するBAC Heads。(2016年2月) 

  • Salom社でのOJTの様子。現場で議論したことをパソコンに入力して記録している様子。(2016年2月) 

  • Kumi(timber company)で作成したnotice board。作業スケジュールや作業時の注意事項、会社の方針などを明示している。(2016年2月) 

  • 倉庫の整頓後の様子。ラインを引き、ストックを保存する場所と歩く場所とを明確に分けている。(2016年2月) 

  • Vicalex(Brick & Tile company)で作成したセイトンボード。工具がどこにあるか、何処に片づけるべきか、一目でわかるようにした。(2016年2月) 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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