分娩時及び新生児期を中心とした母子継続ケア改善プロジェクト

Project for improving continuum of care with focus on intrapartum and neonatal care

実施中案件

国名
カンボジア
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2016年5月~2022年5月

プロジェクト紹介

カンボジアでは、母子保健基礎指標が目覚ましく改善していますが、周辺諸国に比べると未だ十分なレベルにあるとはいえません。特に、新生児死亡率の改善傾向は、他の母子保健指標に比べて緩やかであり、現状では乳児死亡の5割以上が生後28日までの新生児期に起こっており、新生児死亡削減は喫緊の課題です。この協力では、日本の過去の協力の成果を活かし、他州のモデルとなる体制構築を目指し、スバイリエン州とコンポンチャム州を対象州とし、分娩時および新生児期のケアを中心とした母子継続ケアの改善を図ります。これにより、対象州の新生児死亡率の減少に寄与します。

協力地域地図

分娩時及び新生児期を中心とした母子継続ケア改善プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトサイトの一つであるコンポンチャム州保健局長(中央)、副局長(左4人目)、母子保健課長(左端)と専門家チーム(左2人目、右端)。 

  • 国立母子保健センター(プノンペン)で生まれた生後2日の新生児とその家族。双子の兄弟だが、もう一人は1600gの低体重で生まれたため新生児室でケアを受けている。 

  • 国立母子保健センターの新生児室の様子。毎朝の回診が行われている。 

  • コンポンチャム州で、早期必須新生児ケア、病児や低体重児・早期産児に必要な集中的ケアにおける課題と対策を議論するワークショップの様子。(2016年7月)州保健局・州病院をはじめ、州内の全郡の保健局、病院関係者も招き、地方部の状況を共有した。このワークショップの結果が、今後のプロジェクト活動計画の基盤となる。 

  • ワークショップで課題を洗い出す参加者たち。 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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