シェムリアップにおける都市課題解決のためのスマートシティアプローチ実装プロジェクト

シェムリアップ市は、アンコール遺跡を擁する観光産業を中心とした都市でカンボジア全体の外国人観光客の7割が訪れています。他方で、インフラや社会サービス等の整備が観光客の増加に対応しきれておらず、自動車の急増による交通渋滞の深刻化、廃棄物や汚水排出の増加による環境悪化、犯罪の増加などが顕在化しており、市民や観光客にとっての都市生活や都市環境の劣悪化が課題となっており、都市環境を整備する必要性に迫られています。

本事業は、シェムリアップ市街地において、実際にスマート技術を用いて個別課題の解決を試行し、併せて行政側の体制や民間企業との関係づくりを行い、関係機関が経験を蓄積させます。これによってスマートシティを実現させ、都市課題を解決することを目指します。


（１） 上位目標：
スマートシティアプローチが機能することにより、シェムリアップの都市環境が改善される
（２） プロジェクト目標：
シェムリアップ市の都市課題を解決するためのスマートシティアプローチが実装される
（３） 成果
成果 1：スマートシティロードマップが策定され、関係機関の協力体制が構築される
成果 2：都市課題解決策の試行により、スマートシティアプローチの実施プロセスが確立される
成果 3：スマートシティアプローチのモニタリング・評価体制が構築される
成果 4：スマートシティアプローチの実施が促進される