香川県高松市とカンボジア王国シェムリアップ州によるスマートシティ施策の実施に関する覚書の締結

2024年2月6日、シェムリアップ州、高松市において、スマートシティに関する連携の覚書のための署名式がオンラインと現地参加者を組み合わせたハイブリッド形式で行われました。

署名式には、カンボジアのシェムリアップ州からは州知事をはじめとする20名余りの代表が州庁舎から参加しました。日本からは、高松市役所から市長およびスマートシティ推進に携わる総務局のメンバーが参加しました。また、在シェムリアップ日本国領事事務所長の他、JICAからも、理事を筆頭に、都市地域開発グループ、JICAカンボジア事務所、そしてJICA四国からの代表がオンラインで出席しました。

高松市は、市長の強いリーダーシップの下、「スマートシティたかまつ推進プラン」に基づく事業を実施する等、日本国内でもいち早くスマートシティ推進に取り組んできており、その経験はシェムリアップ州にとって大いに参考になるものです。

高松市とシェムリアップはプロジェクト開始当初より互いに交流を深めてきました。特に、2022年12月と2023年5月には、シェムリアップ州政府およびカンボジア中央政府からの代表団が高松市を訪問し、そのスマートシティ推進の取り組みを視察しました。また、2023年2月には、高松市のスマートシティ推進を担う総務局デジタル戦略課の担当者がシェムリアップを訪れ、現地の状況を確認した他、高松市の取り組み紹介を行いました。更に、2023年12月には、高松市の協力により、香川大学がシェムリアップのNational Polytechnic Institute of Angkorをはじめとする4つの大学の学生や関係者約80名を対象にした、スマートシティに関するオンラインセミナーを開催しました。これらの交流は、両都市間の理解と協力を深めるための基盤を築きました。

これらの交流は、両都市間の理解と協力を深めるための基盤を築きました。
今後、覚書の締結を契機に、高松市とシェムリアップの関係がさらに強化され、双方にとって有益な発展を遂げることが期待されています。

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