給食食材調達の入札改善セミナーが実施されました!

JICA「モンゴル国学校給食導入支援プロジェクト」は、食料調達制度改善の分野にも取り組んでいます。給食の食材調達は公共調達のため入札により食材が調達されます。しかしながら、この入札に参加する調達企業が少ないという課題があります。そこで、調達企業となり得る食品製造・卸売・小売業者等を中心にアンケート調査を実施し、改善策を検討しています。

2024年2月2日(金)にその分析結果と改善策を食品製造・卸売・小売業者等や関係省庁の方々に共有するセミナーをブルースカイホテルにて開催しました。セミナーでは、農牧省の食糧生産政策実施管理局Dovchinsuren局長が開会のあいさつを行い、続けて教育総合庁給食課のEnkhtaivan課長が学校給食の食材需要や基準等の進捗を報告しました。入札に関連して、調達庁のBatzul長官より調達法の改訂ポイントが説明され、続けてFramework Agreemen(FA)調査担当Choisuren職員よりUB市で試行的に給食食材調達に使用されているオンライン調達システムのFAの説明が行われました。科学技術大学・産業技術学部のPurevjav教授より児童給食の栄養と食材調達に係る講和もいただき、官民連携して給食食材システムを改善していこうという気運が高まりました。

最後に聴取された調達企業等の参加者からの意見は具体的なものが多く、教育庁、調達庁、農牧省の給食関係者と活発な意見交換をすることができました。

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プロジェクト専門家の発表

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参加者からの意見発表

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教育総合庁給食課課長の発表

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調達庁長官の発表

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野菜組合連合社長の意見発表