第二次地方地下水開発計画(第2期)

国名
ボリビア
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
水資源・防災
交換公文(E/N)署名
1999年8月~
供与額
7.00億円

プロジェクト紹介

ボリビアの農村部の給水率は、中南米の平均給水率を大きく下回っています。そのため、水源を河川の表流水や浅井戸に頼っていますが、水質に問題があるためコレラや赤痢、下痢などの水系伝染病が蔓延し、乳幼児の死亡率の高さにもつながっています。この協力では、タリハ県およびオルロ県を対象に、第1期では井戸掘削資機材の調達、第2期では井戸や給水施設の建設と井戸掘削の技術移転を支援しました。これにより、対象県において独自での深井戸建設が可能となり、対象地域への衛生的な水の供給、住民の生活の改善に寄与しました。

協力地域地図

第二次地方地下水開発計画(第2期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 供与された掘削機とタンク車。手前には、電気のない場所で掘削した井戸から水をくみ上げるための手段として風力ポンプと太陽光発電機のサンプルを展示している。(オルロ県庁) 

  • 井戸掘削の様子(オルロ県庁) 

  • 供与された掘削機とクレーン車(オルロ県庁) 

  • 掘削した井戸に技術協力で設置された風力ポンプと貯水タンク。この協力は、技術協力と連携し、村落給水率の向上を行った。(オルロ県庁) 

  • 井戸掘削の様子(タリハ県庁) 

  • 供与された掘削機、クレーン車、コンプレッサーにて井戸掘削作業を行う(タリハ県庁) 

  • 井戸掘削後に実施された井戸洗浄(タリハ県庁) 

  • 井戸掘削後に実施された揚水試験(タリハ県庁) 

  • 揚水試験で湧き出る水に喜ぶ地域住民(タリハ県庁) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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