教育施設拡充事業（3）

韓国では1980年代に、大学・大学院で機材の老朽化と実験・実習機材などの不足が問題となっていました。さらに、一般社会人などに高等教育の機会を提供する「韓国放送通信大学」や、幼・小・中・高等学校の放送教育を担当する「韓国教育開発院」でも必要な機材が不足していました。この協力（第3期）では、これら大学などの教育施設41校に対して、教育機材の調達を支援しました。これにより、同国の大学の設備充足率は1985年の43パーセントから、1994年には65パーセントへと向上するなど、教育水準の質的改善を図りました。