緊急学校復興事業

Emergency School Reconstruction Project

実施中案件

国名
ネパール
事業
有償資金協力
課題
教育
借款契約(L/A)調印
2015年12月
借款契約額
140.00億円

プロジェクト紹介

2015年4月25日、ネパールの首都カトマンズ北西約80キロを震源とするマグニチュード7.8(米国地質調査所)の地震が発生し、甚大な被害が生じました。教育セクターにおける被害状況は、全壊あるいは大きな被害を受けた教室数が31,000教室以上、その他トイレ、給水設備、学校家具などの損壊が確認されています。被害のあった学校の生徒たちは、竹やビニールシートなどで作られた仮設教室で授業を受けている状況です。この協力では、ネパール地震により被害を受けた学校施設などの再建および耐震化と、関連資機材の整備を支援します。これにより、教育環境の復興および建物の強靭化を通じた同地域の持続的な社会・経済成長に寄与します。

協力地域地図

緊急学校復興事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 震災直後、ネパール政府は各建物の安全性を調査し、このようなRedマークが張られた建物は倒壊の危険があるということで、立ち入り禁止とされている。 

  • 学校周辺の崩れた家屋の様子。がれきやトタン板で造った仮ごしらえの自宅から学校に通っている生徒も多数いる。(ラリトプール郡) 

  • ラリトプール郡 Sheer Kari Devision Higher Secondary School(1〜12年生までが通っている学校)の様子。校舎が被災、震災から1年近くたった今も、竹枠にムシロとビニールシートを壁と屋根代わりにかけた一時しのぎの教室で授業を受けている。 

  • 仮教室で授業を受ける生徒たち。通気性はいいが、ガラス窓もドアもなく、雨天には机やいす、それに地面もびしょびしょになってしまう。 

  • ラリトプール郡Mahindra Higher Secondary Schoolの様子。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。