マニラ首都圏主要橋梁耐震補強事業

Metro Manila Priority Bridges Seismic Improvement Project

実施中案件

国名
フィリピン
事業
有償資金協力
課題
運輸交通
借款契約(L/A)調印
2015年8月~
借款契約額
97.83億円

プロジェクト紹介

フィリピンは、東南アジアにおいて、最も自然災害の多い国の1つです。なかでも、環太平洋火山帯に位置するという地理的特性により、大規模地震の被害が多く、主要都市圏の幹線道路上の複数の大規模橋梁が、損壊の可能性が高いことが明らかとなっています。この協力では、マニラ首都圏を分断するパッシグ川を渡河する要路にあり、経済活動や周辺住民の生活上重要で、災害が発生した場合の早期復旧において重要性が高いと考えられる2 橋梁(ガダルペ橋、ランビンガン橋)に対し、耐震性向上のための架替および補強を支援します。これにより、マニラ首都圏における安定的かつ持続的な経済活動の活性化に寄与します。

協力地域地図

マニラ首都圏主要橋梁耐震補強事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 上のアーチ橋がマニラ・メトロレール(以下、MRT)橋、下がこの協力で架け替え予定のガダルペ橋。ガダルペ橋の老朽化が目立つ 

  • ガダルペ橋交通状況:交通量が多く、頻繁に渋滞している 

  • ガダルペ橋周辺の施設:MRTガダルペ駅の下に小さな公園”Guadalupe Nuevo Cloverleaf Park”がある 

  • ガダルペ橋桁下:橋桁の外側は架け替え、内側は耐震補強のみの予定 

  • ガダルペ橋橋脚:橋脚は撤去の上、新設を行う予定 

  • ランビンガン橋全体像 

  • ランビンガン橋全体像:橋の南西端からの眺め 

  • ランビンガン橋周辺交通状況 

  • ランビンガン橋橋脚:橋脚は撤去し、橋台を新設予定 

  • ランビンガン橋桁下:橋桁は全て架け替え予定 

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