回廊開発アプローチの実践~これまでの軌跡と今後の在り方~
- 日時
- 2022年8月24 日(水)19:30-21:00(JST)
- 分野
- 回廊開発
- 形式
- オンライン開催
- 共催
- アフリカ連合開発庁(AUDA-NEPAD)、ドイツ国際協力機構(GIZ)
背景
回廊開発は、重要幹線(回廊)を軸に据え、インフラ整備や周辺地域の産業開発、社会開発を統合的に進めるアプローチであり、地域全体を活性化し、持続可能な経済成長をもたらす手法としてアフリカ大陸においても重要性が広く認識されてきている。
2012年アフリカ連合により「アフリカインフラ開発プログラム(PIDA)」が採択され、回廊アプローチのもと戦略的なインフラ開発が進められている一方で、COVID-19の影響等により、アフリカのインフラ投資ギャップはさらに深刻となっている。
投資の呼び込みやより効率的な開発のためには、インフラ整備の進捗状況・インパクトのモニタリングやボトルネックの特定、またグリーンインフラやデジタルトランスフォーメーションなど新しい視点を含めた回廊開発アプローチの再検討が求められている。
キー・クエスチョン
- 過去10年間において、PIDA全体及び特定の回廊地域でどのような進展があったか?PIDA実施を加速させるためにどのような取り組みが行われているか?
- アフリカの物流や経済成長の可能性を踏まえた、回廊開発におけるボトルネックや課題とは?
- ポストコロナ・DXの時代に、どのようにテクノロジーを活用し、統合回廊開発アプローチの効果的な実施・モニタリング・評価に役立てることができるか?アフリカにおけるグリーンインフラの重要性や達成に向けた道筋とは?
目的
回廊開発とPIDAの進捗状況、課題、成果を共有し、効果的な政策策定や資金動員に向けたモニタリングや分析の活用について議論する。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーンなど、新たな視点を含めた回廊開発アプローチの在り方を議論し、効率的かつ包括的なインフラ開発の推進を後押しする。
登壇者
- 田中啓生
- JICA社会基盤部部長
- Mr. Amine Idriss Adoum
- AUDA-NEPAD プログラムデリバリー調整局 局長
- Dr. Towela Nyirenda Jere
- AUDA-NEPAD 経済統合課 課長
- Mr. Eric Ntagengerwa
- インフラ・エネルギー局 交通・モビリティ課 課長代理
- Mr. Stephen Ikua
- LAPSSET回廊開発庁 (LDCA) CEO兼長官
- 佐々木仁
- JICA回廊調査業務主任者/デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 インフラ・公共セクターアドバイザリー マネージングディレクター
- Dr. Morgan Pillay
- ドイツ国際協力機構(GIZ) シニア・アドバイザー
- 小野寺 仁
- パシフィックコンサルタンツ株式会社 グローバルカンパニー 開発プロジェクト部 インフラデザイン室 チーフプロジェクトマネージャー
- 森河 淳
- Intraspeed South Africa (Pty) Ltd セールスマネージャー

※参加登録の締切は、8/23(火) 17:00(日本時間)となります。