アフリカにおける持続可能で強靭なユニバーサル・ヘルス・カバレッジの再考
- 日時
- 2022年8月25 日(木)19:30-21:00(JST)
- 分野
- UHC
- 形式
- オンライン開催
- 共催
- アフリカ開発銀行(AfDB)、国連児童基金(UNICEF)、世界銀行、世界保健機構(WHO)
背景
アフリカにおけるUHC実現に向け、アフリカ諸国が国家戦略を策定する際に参考となる枠組み「UHC in Africa」がTICAD6にて発表された。その後、TICAD7において、TICAD 6後の3年間におけるアフリカのUHC達成度をレビューし、それを踏まえた今後の課題やUHC達成のための持続可能な取組みについて議論を深めた。COVID-19パンデミックが2019年後半から始まり、疾病自体への対応に困難を期しただけでなく、医療資源等の不足等の課題も浮き彫りとなった。平時のPPR(予防・備え・対応)の重要性が再確認され、通常の医療サービスの提供を中断することなく緊急事態に対応するためにもUHCの推進は更に重要である。TICAD8においてもUHC実現に向けた取組みの加速化及びモニタリングの強化を図る。
キー・クエスチョン
- UHC推進のためにどのような取組みが行われていますか。
- コロナ禍でUHC促進を加速化する中で好事例や課題は何ですか。
- 地域レベルでの取組みの強化はアフリカの保健セクターの改善及び連帯にどのように貢献できますか。
- UHC推進を加速させるにあたり、医療費の自己負担を減らすために何ができますか。
- アフリカ諸国はどのようにマルチセクトラルな取組みを推進することができますか。
目的
- 「UHC in Africa」のフォローアップとして、UHC実現に向けた取組みの加速化及びグローバルモニタリングの強化を図る。
- COVID-19のパンデミックから得た教訓を踏まえ、PPRの文脈におけるUHCの重要性を再確認する。
- COVID-19を踏まえ、強靭なUHC実現に向けたマルチセクトラルな取組みに関して議論を深める。
登壇者
- Dr. Beth Dunford
- AfDB, 農業・人間社会開発担当理事
- 井本佐智子
- JICA、理事
- Dr. Aboubacar Kampo
- UNICEF 保健部長
- Dr. Zsuzsanna Jakab
- WHO, 事務局次長
- Mr. Amit Dar
- 世界銀行, 東部・南部アフリカ地域担当局長
- Dr. Patrick Kuma-Aboagye
- ガーナ保健サービス、総裁
- Dr. Rebecca Kiptui
- ケニア保健省, UHC事務局長
- Dr. Joseph Sitienei
- ケニア保健省, 医療政策研究・M&E局長
- Dr. Babacar Gueye
- セネガル保健・社会活動省、企画・調査・統計部長
- Dr. Fransis Omaswa
- グローバルヘルスと社会変革のためのアフリカセンター 、所長

※参加登録の締切は、8/24(水) 17:00(日本時間)となります。