コミュニティ協働による教育改善とその可能性について
- 日時
- 2022年8月25 日(木)19:30-21:00(JST)
- 分野
- 教育
- 形式
- オンライン開催
- 共催
- 世界銀行、国連児童基金(UNICEF)、 プラサム教育財団、アフリカ教育開発連合(ADEA)
背景
近年、就学率は改善しつつあるが、国・地域によって教育の価値が十分に理解されておらず、就学は未だに当たり前のことではない。学習を通じて子どもの可能性を伸ばし、豊かな社会を築くためには、教育の価値を保護者、地域社会が理解し、学校との信頼関係を構築することで、学校のみならず地域社会全体で子どもの学習・成長を支えることが重要である。コミュニティと学校の協働により様々な教育課題の解決を目指すこの協力は、通称「みんなの学校」として、2003年にニジェールで開始して以来、アフリカ諸国で展開してきた。今後、アフリカにおいて国際機関等との連携を強化することでコミュニティ協働型教育改善アプローチの更なる主流化を目指す。
キー・クエスチョン
- COVID-19パンデミックの経験、対応から学習の危機に関してどのような教訓を学んだか。
- コミュニティとの協働に焦点を当てて子どもの学びの改善に効果的なグッドプラクティスやアプローチとは何か。
- アフリカ諸国の政府には、どのような政策と介入が必要か。
目的
- 教育環境の質の向上のためにアフリカ諸国の政府がとるべき行動を、コミュニティとの協働に焦点を当てて議論する。
- 子どもの学びの改善を支援するためにアフリカ諸国の政府(中央・地方)、民間、市民社会、地域機関、国際機関等の様々な関係者との役割について議論する。
- コミュニティとの協働に焦点を当てて、子どもの学びの改善を推進するための支援策を議論する。
登壇者
- 佐久間 潤
- 人間開発部部長、JICA
- Ms.RATSIMISETRA Felamboahangy
- 事務次官、マダガスカル国民教育省
- Mr.ASSANE HAMZA
- 事務次官補、ニジェール国民教育省
- Ms.Meskerem Mulatu
- 人間開発プラクティス・アフリカ地域担当アドバイザー、世界銀行
- 渋谷 朋子
- Education Chief, UNICEF Mozambique
- Ms.Devyani Pershad
- Head of International Collaboration, Pratham教育財団
- 原 雅裕
- アスカ・ワールド・コンサルタント JICAみんなの学校プロジェクト専門家
- 萱島 信子
- 研究所顧問、JICA緒方研究所
- Mr.Shem Bodo Okore
- Senior Programs Officer、アフリカ教育開発連合

※参加登録の締切は、8/24(水) 17:00(日本時間)となります。