ファイナリストの
ビジネスアイデアを
一挙紹介!!

『森から世界を変える
ソーシャルビジネスアワード』

10組10様のユニークなアイデアを特別公開!

「開発途上国の森林を守るソーシャルビジネスを提案せよ!」
6月3日のキックオフ・カンファレンスからスタートした「森から世界を変えるソーシャルビジネスアワード」は、8月5日にプレゼンテーションの日を迎えました。

1組5分間というごく限られた時間で、各チームは大奮闘! スライドを駆使し要点を整理したプレゼンには、審査員や他チームも思わず引き込まれ、延べ2時間半に渡ったプレゼンテーションはあっという間に終わりました。

神戸のワークショップに参加した男女のチームはボケとツッコミの漫才調プレゼンを繰り広げ会場を爆笑の渦に! プレゼン当日が学校行事でインドネシア渡航と重なってしまった女子高生の参加者は、プレゼン2日前に現地の人々も巻き込んだプレゼン動画を作成。国際電話でインドネシアから質疑応答に対応するなど、まさに「国際協力」を地で行くプレゼンテーション大会となりました。

インドネシアからの中継プレゼン

漫才調プレゼンも!

スライド操作はお手のもの

10組のアイデアが決勝進出!

プレゼンテーションへの応募は、7月開催のワークショップへの参加が条件。東京・神戸合わせて80人の参加から27組の応募がありました。最終的に書類選考を通過した10組がプレゼンテーションに進出しました。ワークショップからアイデア提出までは2週間ほどという短い準備期間しかなかったにも関わらず、よく調べ、よく練られたアイデアが集まり、それぞれのジャンルで専門家として活躍する審査員をうならせる力に満ちたものでした。

会場には『森から世界を変えるソーシャルビジネスアワード』特別審査員を務めるパックンマックンから、ファイナリストのみなさんへの爆笑も巻き起こす激励のビデオメッセージも到着。
パックンマックンも全ての応募アイデアに目を通し、若者のレベルの高さに驚きを隠せませんでした。

全グループのプレゼンテーション終了後に行われた審査も白熱し、今回は2組のアイデアに「最優秀賞」が贈られることになりました。ファイナリストたちが提案した「開発途上国の森林を守るソーシャルビジネス」のアイデアをご紹介します。

今後のレポートなどにも
ご注目ください!

最優秀賞に選ばれた2組4名のみなさんは、第2回『REDD+ オフィシャル特派員』としてインドネシアへのスタディツアー(2017年9月に実施)へ派遣されます。今回のアイデアを踏まえ、現地でどんな気付きや出会いがあるか。改めて後日視察レポートでご紹介する予定です。今後も『森から世界を変える ソーシャルビジネスアワード』にご注目ください。

最優秀賞

—森林(ふーたん)—
「つながるHUTAN」プロジェクト
〜Cooking Forest〜

インドネシアの森林におけるアグロフォレストリーで収穫したスーパーフードを活用し、日本(先進国)で料理教室を開催。

- 詳しいプロジェクトの紹介 -

世界ふしぎの”森”発見
VRを使った体感型テーマパーク
〜「熱帯林に暮らす住民」も「私たち」も幸せに〜

ブラジルの熱帯林で現地の人が撮影した映像で、日本などの先進国でVR(バーチャルリアリティ)テーマパークを展開。

- 詳しいプロジェクトの紹介 -

審査員特別賞

プレゼンテーションに進出したアイデアには審査員特別賞が贈られました。

土で森を救う

インドネシアの泥炭を活用したプロダクトを開発・販売し、森林火災の原因ともなっている荒廃した泥炭地を再生。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

森の語リスト(かたりすと)

日本の手漉き和紙の伝統技術をインドネシアに伝え、サステナブルな和紙や製品を現地生産。生計向上を実現して違法伐採を抑制。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

森も象も救う!
よくばりタグアナッツプロジェクト

東アフリカでタグアナッツを栽培し、象牙代用プロダクトを開発。森林保全とアフリカ象の保護という2つの目標を目指す。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

安らぎ移動興作

ラオスの女性の力を活かし、エシカルな竹細工インテリア製品で収益を確保。焼畑移動耕作を減らして森林を守る。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

バナナペーパーによる
森林保全と地域開発の両立

インドネシアの人たちと連携。バナナペーパーで途上国住民の生計向上を実現して、貧困からの連鎖による森林破壊を防ぎます。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

間伐の疑似体験ができる森林木育キット

インドネシアのバルサ材で間伐などを疑似体験できる積み木のキットを販売。売上の一部を寄付して動植物の保護などに貢献。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

黒いダイヤ人工栽培計画
in カンボジア

カンボジアの森で単価の高いトリュフを人工栽培。現地の農家の収入を向上させて、トリュフが育つ森を守ります。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

ソーシャルビジネス@Malaysia
来たれ、バックパッカーよ!

航空会社と連携してバックパッカーにチケットを提供。マレーシアの森林地域における観光ビジネスで現地住民の生計向上を実現。

- 詳しいプロジェクトの紹介(近日公開) -

審査委員(五十音順)

CIジャパン
浦口あや
森林総合研究所
佐藤 保
国際緑化推進センター
堀 正彦
JICA 地球環境部
森田隆博
 
谷中修吾