『森から世界を変える
ソーシャルビジネスアワード』
ビジネスアイデア紹介

"ゲームアプリ" で
途上国支援と森林保護

... 企画書より

【提案者】
佐藤歩乃さん


【想定した対象地域】
森林を多く保有する発展途上国

【解決を目指す課題と目標】
森林を保護する林業の確立


【プレゼンテーションの概要】

ポイントを獲得して楽しむ森林育成ゲームアプリ「Forest Protection(仮)」を制作し、その獲得ポイントを金額に換算し、途上国の森林保護につながる社会貢献に使っていきます。

アプリ利用者には以下の2つの社会貢献方法を選択してもらいます。

・一定数のポイントで発展途上国森林に"植樹"ができる (募金)
・ポイントを円に換え、"フェアレード商品の購入"ができる (商品が手元に届く)

アプリは無料ダウンロードとし、主に広告収入と内課金からポイント利用にかかる費用を算出します。利用者にとってのメリットは 、暇な時間を使って無料で、かつ手軽に楽しく"社会貢献"ができることです。アプリ開発会社にとっては「森林保全」という分野で今までゲームアプリではあまりなかった 新しいコラボレーションにより注目度が上がり利用者が増えることでの利益増と開発会社自体のイメージアップが、そして広告を出す企業にとっても、環境保全への取り組み姿勢を宣伝できるといったメリットが生まれます。そして途上国には植林資金の提供や、森林保全に貢献できるような物品の販売のルートを提供することで、森林伐採や焼畑を減らすことにつながります。

課題としては予算や費用などの詳細な金額の算出、支援の移行や終了の見極めた計画づくり、協力会社への営業の必要性などがあります。


講評

REDD+プラットフォーム事務局講評

一昔前では考えられもしなかった、スマホのゲームアプリに着目し、現代に則したビジネスアイデアとなっています。森林がある途上国から遠い所に住んでいる人々も気軽に森林育成シミュレーションを楽しみながら、その結果本当の途上国の森も守られ、そして育成されるという夢がある展開が素敵です。フェアトレード製品の販売促進にもなる点もよく考えられています。ゲームの具体的な内容の案などがあればより魅力的になるでしょう。