コンピュータ技術
「コンピュータ技術」隊員とは?
「コンピュータ技術」隊員の活動形態には大きく分けて以下の3つがあります。
- 人材育成型:大学、職業訓練校などで、情報処理技術の授業を行い、国の将来を担うIT技術者を育成する。
- 情報システム開発型:省庁などで、公共サービスを提供する情報システムの開発を職員とともに行う。
- IT環境整備型:IT利活用支援、情報インフラ構築、セキュリティ対策など、IT環境の整備を行う。
「コンピュータ技術」隊員には何が必要?
- ~経験~ こんな経験が活動に役立ちます。
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- システムエンジニア
- プログラマー
- ネットワークエンジニア
- ITコンサルタント
- ヘルプデスク
- システム管理
「コンピュータ技術」隊員のシゴト Q&A
- 途上国の技術は遅れているので、帰国後のIT技術についていけるか不安です。
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インターネットは不安定ながらも接続できるので、自分で最新情報を入手して、自己研鑽することが可能です。むしろ、海外の状況を把握できる、海外とのネットワークがある人材として、日本や海外の企業からも期待されています。また、情報システムを新たに構築することになるため、認証技術など日本で普及の進んでいないIT技術に携われることもあります。
- 現地のコンピュータが壊れたら、メンテナンスを行う業者はいますか?
メンテナンスを行う業者がいる国は稀です。よって、活動に必要と考えられる場合は、派遣前に、PC修理の基礎について学ぶ訓練を実施しています。
- 会社を辞めたくないのですが。
ITの職種は現職参加制度を利用して派遣される方も多いため、元の会社に戻られて、即戦力のグローバル人材として活躍される方が多いです。 国内でも外国人とチームを組むことも多い業界なので、異文化の中で仕事した経験が生かされます。
*現職参加制度についてはこちらをご覧ください。- この業界での仕事の経験が2年しかありませんが、もっと経験を積んでから応募したほうがいいでしょうか?
要請内容によっては、高校生に初級プログラミングを教える、公共機関の情報システム管理など、日本での業務経験が役に立つ場所はたくさんあります。ご自身のライフプランと照らし合わせ、最適な時期に応募していただくのも一考です。
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