体育
「体育」隊員とは?
「体育」隊員の活動形態には、主に、以下の3つがあります。
- 小・中・高校での体育の授業指導や改善の助言、指導書や教材の作成、課外活動、運動会の開催支援。教員養成校での授業支援や助言。
- 教育省やスポーツ局などでのカリキュラム改訂や研修会実施などの支援。
- 地域の保健局やスポーツ局での障害者や住民へのスポーツの啓発活動支援。
「体育」隊員には何が必要?
教員免許(中学・高校の保健体育)や、小学校教諭免許をお持ちの方を主な対象としますが、要請の活動内容に合致した実務経験や指導経験を有する場合には、教諭免許保有者に限りません。
- 体育やスポーツを安全に楽しく教えられる知識、または(及び)、指導経験
- スポーツ倫理や教授法の知識
- 現地の教員と協働して運動会などのスポーツイベントの企画・実施ができる力
- 障害者スポーツやパラスポーツに関する知識や経験
- 熱中症予防と処置に関する知識
「体育」隊員のシゴト Q&A
- 教員免許以外に、現地の活動で役立つ資格はありますか?
-
「スポーツリーダー(公益財団法人日本スポーツ協会)」、「健康運動指導士」、「健康運動実践士(公益財団法人健康・体力づくり事業財団)」、「フィットネストレーナー(公益財団法人日本スポーツ協会)」などをお持ちですと、現地での活動に活かせます。
- 現地では、体育の授業で必要なスポーツ用具は揃っていますか?
派遣対象の開発途上国では、日本の学校のように、全て揃っていることはまずありません。不自由な環境でも、現地にあるものを使い授業を行う工夫が必要です。困難な環境でも、明るく活動し、身体を動かす楽しさや大切さを教えられる隊員が、求められています。
- 保健体育の教員免許を取得予定の大学4年生で、経験がありませんが、活動できますか?
体育職種では、中学校・高校(保健体育)教員免許や、小学校教員免許が必要になるケースがほとんどです。大学で体育の教員免許を取得見込みの大学4年生の方や、免許は保持していても、教員経験のない方については、課外活動での指導経験や競技歴、地域での子供へのスポーツ指導歴(部活やサッカースポーツ少年団等)を参考に、現地の活動内容を考慮し総合的に判断しています。
関連記事
JICA海外協力隊 シゴト検索


画面の見方はこちらをご覧ください。