憧れのブラジルにJICA海外協力隊で
渡ったきっかけは、
外国籍の子どもたちとの出会い。
小学校教諭として勤務する中で、多くの外国籍の子どもたちと出会う機会がありました。言葉や文化の壁に戸惑ったり、困ったりしている子どもたちへの支援の必要性を強く感じていたとき、ちょうどJICAの日系社会青年海外協力隊の現職教員の募集が開始に。
高校時代、歌詞の意味も分からずブラジル音楽に聴き入っていた私は、ブラジルに惹かれていました。南米の日系人社会で小学校教員として経験を積むことで、帰国後に外国籍児童の力になれるのでは、と考えました。
校長に相談したところ、「ぜひ行ってらっしゃい」と認めてくれた上、「帰国後、この経験が役に立つよ」と、大きな期待まで寄せてくださいました。現職教員特別参加制度を使えば帰国後も教員として働き続けられるということも、応募に踏み切った大きな要因です。
