道路補修機材整備計画

The Project for Improvement of Road Maintenance Equipment

終了案件

国名
パプアニューギニア
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
運輸交通
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2013年2月~
供与額
8.64億円

プロジェクト紹介

パプアニューギニアでは、道路の舗装率が低く、国道の7割以上が砂利道路です。また、未開発区間も多く、雨季の地すべりや斜面崩壊などによる道路の閉鎖時には、地域の経済や住民の生活などに深刻な影響を与えていましたが、建設機材の老朽化、不足により、適切な道路維持管理が実施されていませんでした。この協力では、地方都市部4州の公共事業省の州事務所に砂利道路の整備・維持および災害復旧に必要な機材の整備を支援しました。これにより、対象地域の安定的な輸送や通行が確保され、災害時の迅速かつ効率的な復旧作業に寄与しました。

協力地域地図

道路補修機材整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 老朽化が激しい現有モーターグレーダ(写真2の協力実施前) 

  • 引き渡し前の組立・検査が完了したモーターグレーダ(写真1の協力実施後) 

  • 大量の排気ガスを吐く旧式の現有ホイールローダ(写真4の協力実施前) 

  • 引き渡し前の組立・検査が完了したホイールローダ(写真3の協力実施後) 

  • 40年以上経過した旧式の散水車(写真6の協力実施前) 

  • 引き渡し前の組立・検査が完了した散水車(写真5の協力実施後) 

  • ダンプトラックのオペレータに対する初期操作指導 

  • ブルドーザのメカニックに対する日常点検につて説明(エンジンオイルについての説明) 

  • 供与された建機で実際に模擬施工(振動ローラによる転圧) 

  • 供与機材とともに多くの関係者で埋め尽くされた引き渡し式式典 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。