道路整備能力強化プロジェクト
The Project for Capacity Development on Road Maintenance

- 国名
- パプアニューギニア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 運輸交通
- 協力期間
- 2013年11月~2017年10月
プロジェクト紹介
険しい地形条件のパプアニューギニアでは、幹線道路網にも未整備の場所が多くあり、農産物の輸送や住民の公共サービスへのアクセスが阻害され、経済の発展を妨げています。特に道路舗装率は36パーセントにとどまっているため、砂利国道の日常的な整備や維持管理が重要ですが、機材の不足や老朽化また、維持管理を担当する公共事業省(DoW)職員の能力不足といった課題を抱えています。この協力では、日本の無償資金協力により、モロベ州、西ハイランド州、東セピック州、西ニューブリテン州の4州に整備される道路補修機材の支援と連携し、これらの機材を用いて、DoW職員に対し、整備機材の運転などの実習を行うとともに、特定区間の未舗装道路維持管理実習を通じ、必要な能力の向上を支援します。これにより、対象州において経済成長への基盤となるインフラ整備とその維持管理能力の向上に寄与します。